代表戦マッチレポート

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( 代表戦マッチレポートについて)

岡田監督
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2009-07-19

サイドバック

羽ばたけ日本の翼!!


『サイドを制するものは世界を制す』


その言葉通り、数々の名プレーヤーがそこを聖域とし
決定的な仕事を成し遂げてきた


そして、今・・・


蒼き稲妻、安田理大
赤き閃光、内田篤人


2人の若き翼が日本を強くする


ということで、以前のスパサカで、
この2人をゲストに呼んで面白い特集やってました。


今回はサイドバック(SB)について考えたいと思います。


『観客席の目の前でピッチを熱くする場所』


そう紹介されていましたが
確かに観客席から見たら中央より近いし
1対1の攻防がより多く見れるポジションでもあります。


みなさんがサイドバックと聞いて
イメージすること、求めていることってなんでしょうか?


管理人は、


・最後尾からオーバーラップしてきて
味方からのスルーパスに追いつき、正確なクロスを上げる

・オーバーラップしてきてサイドのトップのほうで
ドリブルで相手DFを抜き去り
正確なクロスを上げる
もしくは抜ききらないうちに正確なアーリークロスを上げる

・オーバーラップして来てドリブルで相手DFを内側に抜き去り、
シュートを打つ



大まかに言うとこの3つです。


『サイドバックとは一番上手い選手のポジションである』


サッカー王国ブラジルでは、こういう1つの格言があるそうです。


SB最大の特徴はオーバーラップによる攻撃参加
まず、必要なのが「走力」


平均運動量(1試合/km)
SB・・・12km~15km
MF・・・ 9km~12km
FW・・・10km~13km


全ポジションの中で最も運動量が要求されるポジション。


2006年ドイツワールドカップ公式テクニカルレポートには


・多彩なサイド攻撃が有効
・ゲームメイク力のある選手がサイドで活躍
、等


いかに、強豪国がサイド攻撃を重視していたかが記されているそうです。


2006年ワールドカップ、プレー別得点率


クロスから     21.0%
スルーパスから  11.3%


クロスからの得点は
比較的中央から出されるスルーパスの2倍です。


なぜ、サイド攻撃が有効なのかはこちらを参照にして下さい。


第1期岡田ジャパンの両サイドバック(ウイングバック・サイドハーフ)
相馬直樹
名良橋晃


相馬

「攻撃も守備も1対1で負けない」


名良橋

「絶対に1対1で負けない」


そうインタビューに答えていました。


現在のSBについても


名良橋

「サイドが起点になんないと・・・
第2の指令塔ゲームメーカー的存在でもあると思うので・・・」



相馬

「駆け引きって言うか・・・判断力、賢さ・・・
プラスαを出すためには、考える力が凄く重要になると思います」



管理人が中学生のころは、あまり激しいポジションチェンジとか
サイドバックのオーバーラップとか少なかったです。


高校に入ってからテレビ、
雑誌でもサイドバックが注目されるようになって来て・・・


「今一番面白いのはサイドバックだね」


高校の監督が言っていた言葉を思い出しました。


使われる存在から、使う存在へ・・・


ゲームメイク力を備えたサイドバックが求められているということでした
もちろんそのまえに守備力がないとDFとして話になりませんが・・・


「前線でクロスを上げ
 ディフェンスとして守り
 ミッドフィールダーとしてゲームを作る
 プレーの適切な使い分けは状況に応じた判断力があってこそ
 

 サイドバックとは選手としての
 総合力が求められるポジションなのだ」

 (スパサカのナレーションより)


ちょっとここ最近の代表の主なサイドバック(ウイングバック・サイドハーフ)
系譜を見てみましょう。

監督名右サイドバック左サイドバック
オフト堀池巧都並敏史
ファルカン森山 佳郎遠藤 昌浩
加茂・岡田名良橋相馬直樹
トルシエ明神智和・市川大祐小野伸二・三都主
ジーコ加地亮三都主
オシム加地亮駒野友一
岡田内田篤人長友佑都




ゲームメイク力なら、WMとしてなら小野伸二
スピードなら名良橋、
スタミナなら加地、相馬
クロスなら三都主といったところでしょうか。


トルシエの場合は純粋なサイドプレーヤーを
サイドに置かない傾向があるので
ボランチの明神や攻撃的MFをWMとして小野など・・・


小倉

「ドイツワールドカップで日本が個の能力が足りないと言われた
サイドバックっていうのは試合で1番、1対1の局面が出やすい」



小倉

「クロスはパス
FWが)中で合わせるではなく、合わせてくれ」



たしかにFWからしたら、屈強な相手DFに競り勝つのは厳しいから
走りこんだその先の自分の頭に
カーブをかけて巻いて、ドライブをかけて落ちてくる。
自分めがけて、自分のためだけに上げられた。
ベッカムみたいなピンポイントクロスを上げてもらいたいものです。


サイドバックに何を求めるか?


みなさんはサイドバックに何を1番求めますか?


最近の代表って・・・
たとえば図1のような場面
図1
saidobakku01.jpg


青の丸が画面下から上へ攻めている時
赤の丸が相手DFです


青の丸の右サイドバックがこのへんまでオーバーラップしてきた時


図2
imagesaidobakku02.jpg


図2のように後方にいる味方へバックパス
そんなシーンが多くありませんでしたか?


「ちょっとドリブルが少ないかなと思った
10回中9回止められても1回抜ければビッグチャンスになる」



(たしか)桑原隆監督が2回目にジュビロ磐田の監督に就任した時の
最近のジュビロ磐田のイメージを語ったインタビューの記事です。


それと、漫画「シュート」の久保さんのセリフ


「サッカーはチームプレーが全てじゃない
ボールを持ったら、すべての観客が自分を見ていると思え
そして、ゴールへボールを一歩でも近づけろ」



この2つ、凄い好きな言葉です。


日本代表は先天的な身体能力の弱さ、個の力のなさを
組織力で補ってきた。


カバーリング、パスワーク、連動した動き、数的優位、等
その組織力は他の国も認めるところ。


“アジアレベル”で見てみれば最終ラインから
しっかりパスを繋いで、図1の位置までは
ビルドアップできるようになった


そのパスワークは華麗と言っても過言ではないかもしれません


ただ、うまいとは思うけど
強い、怖いとは思わない
と思うんですよね
実際アジアカップ2007後、対戦相手の記者からそんなようなこと
言われていたようですし


サッカーゲームのウイイレの話になりますが


パスばっかでドリブルがあまりうまくない友人や
WGがワイドに開いて外から攻めてくる友人や
いろいろなタイプがいますが
ドリブルばっかで、守っている時
コントローラーを持っている指が疲れるくらい
凄いドリブラータイプもいます


パス、ドリブル、サイド攻撃とあらゆる技を
状況で使い分けてくる友人が1番の強敵です
守っててホントやりづらい


アジアカップ2007の代表に
ドリブル突破という武器があったら・・・
パスワークももっと活きただろうし
パス&パスで意表をついてドリブルとか・・・


“上手い”の他に
“怖い”とも思われていたかも・・・


図1のところでバックパス・・・


2007年オシムジャパンのころ
とくにアジアカップではこういうシーンが顕著でした


中村俊輔


「ボールを持ったら、個人技を使って1人で突破してシュート、
それはできるかもしれない。
でも、ずっとそれをやっていて、
世界レベルの強い国が相手になっても、できますか、と言われたら、
できないと思う。


そうならないように、動いてパスを回して、
個人の技術を出さなくても崩せる場所を探しましょう、ということ。
日本の強みを作りましょう、という感じかな」

(アジアカップ2007準々決勝後)


このコメントや、他の選手のコメントからだと
オシム監督の方針だったかもしれません。


その後のスイス遠征でも図1のような位置からバックパスして
日本のプレス席からは溜め息がもれたそうです。


でも、その後は積極的にしかけたり、
ロングシュートを打つ場面も多くなりました。
オシム監督も徐々に“解禁”したようで
それだけにオシム監督のことは残念ですが・・・


足りない個の力を組織で補う・・・


みなさんはこれをどう思いますか?


管理人はもうこれも限界、というか
次のステップにいってもらいたいと思っています
あくまで“アジアレベル”での話しですけど
もう、ビルドアップできるようになったのだから
世界と戦うためにも・・・


65.4%・・・


この数字、アジアカップ2007全6試合の日本のボール支配率です。
凄い支配率ですよ!!


けど、結局はサウジアラビアの個の力にやられてしまいました


中澤佑二

「オシム監督が“ポリバレント”ってよく言っているけど
それだけじゃ勝てないのかなっていうのを感じた
どっかで“スペシャリスト”見たいな人がいないと・・・」


個の力が足りないのなら個の力をつけるべきというか・・・
個の力をレベルアップさせてから組織力をつければ
さらなる組織力が身につくじゃないですか



図1のような時・・・状況にもよりますが
“勝負”して欲しいんですよね。
バックパスじゃなしに。


今後も代表の試合で、こういう状況でバックパスされたら
もう、“川平○英”風に一言で言うと


「はがゆい・・・」って感じです。


この場合の勝負というのは

 

ドリブルで相手を抜きにかかる

という意味です。


よく試合中に“勝負”と周囲から声がかかるようなシーンです。
そんな“勝負”をしてもらいたい。


もちろん自陣からいきなりドリブル勝負とかはダメですよ。
相手ゴール前付近とか勝負してもいいエリアでです。

アタッキングサードとか。 


バックパスしてまた華麗なパス回しして
左サイドにいってまたバックパス


もうそんなの見たくないし・・・


「日本人はなぜシュートを打たないのか?」という本



「個人は社会や集団を協力して支える構成員だと考える、
集団主義的な性質が目立つ日本人は、
一般的に一人で責任を負うことになれていないと言えるかもしれない。
だから『守り』の意識が強くなり、
ゴールを決められる確率が極大になるような
絶対的チャンスにしかシュートを打たないという傾向も強くなる」

(『はじめに』より引用)


この『はじめに』心当たりがありませんか?
管理人はあります。


FW・WG、どちらも経験あるのですが
せっかくチームメイトがしっかり守って繋いでくれたボールを
強引にシュートを打って外したり
ドリブル勝負に行ってとられたりすると
周りからも責められるし
周りにも申し訳ないと思う 。


無難な選択をするというか
輪を乱さないというか・・・


今思えば、ちょっと日本の文化的なところもあるのかなと・・・


相手ゴール前付近でのシュート・ドリブル勝負を選択した場合
周囲もそれを認めて、尊重してあげてほしいと思います。


いくらチームスポーツといっても
局面でのドリブルでの1対1勝負


そんな場面を見たいし
きっと観客も、そんな熱いシーンを求めているのではないでしょうか?
そんなシーンが増えれば新たなファンも増えるのではないでしょうか?
たとえ、失敗しても
そこは、なぜドリブルしたかではなく
なぜ抜けないんだ、もっとドリブル練習しろみたいな感じで


10回中1回抜ければ・・・を
10回中2回、3回・・・と精度が上がるように


最近のフットサルでは個の力
ドリブル勝負を重視してます。


ドリブル勝負してとられても
勝負したことに対しては怒りません
それよりも勝負するなら抜け!!
とられたならもっと練習しろ
自分の間合い、フェイントを身につけろと。


例えばフットサルで
管理人のチームが守備していて
相手からボールを奪ってカウンターとなり
下の図のような場面になりました。
imagefutttosarunozu.jpg
青の丸が我がチームで下から上へ攻めている状態です。
相手は赤の丸のDFとGKのみです。


ボールホルダーのT君は N君、H君を囮(!?)につかって
結局ドリブル勝負してとられてしまい
いくらなんでも3対1でそりゃないだろとN君、H君はカンカンです。


2人の怒りはプレーが終わってからもおさまらず
「さっきのプレーどう思う?」と聞かれ
以前だったら個人プレーに走りすぎと
一緒に怒ったかもしれませんが
今では、「いいんじゃない」と回答。
さらに、
「シュートは最善の選択
 次に相手ゴール前付近でドリブル勝負
 むしろフリーの選手2人いるのにパスを出さずに
 ドリブル勝負するその大胆さ、今は好きだよ」
 と回答しました。


怒るとしたら2人も囮に使ったんだからとられるなよ


といった感じです。


ゴールできたら囮になった2人に感謝
囮になった2人も俺らのおかげだぞといった感じで


ようするにサイドバック(サイドプレヤー)に何を求めるかというと
ドリブル勝負です!!


図3
saidobakku03.jpg
そして、図3のように、勝負してドリブルで抜いて中央にクロスをあげたり


図4
saidobakku04.jpg
縦にいくと見せかけて中にドリブルしシュートを打つとか


水野晃樹
サイドバックではないですが
このへんのエリアでのプレーで
五輪代表でのプレーではありますが
1人で図3と図4のプレーをやっていた印象が深い動画を見てみてください


2006/11/21 U21 日本vs韓国 水野晃樹アシスト



2007/04/18 サッカーU-22 シリア対日本 水野晃樹ゴール
動画タイム04:00位からです。



サイドバック(サイドプレヤー)が
ガンガン“勝負”する
そんな代表が見たいものです。




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