代表戦マッチレポート

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岡田監督
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2010-05-08

サッカーいい話

2010.05.07 NHK総合 「欽ちゃんのワースト脱出大作戦」より


観客動員数(ホーム試合の平均)がJリーグワーストなのは・・・


J2の水戸ホーリーホック


とのことでした。


チームのシンボルは

Hollyhock=葵

葵紋金土蒔絵印籠 徳川光圀所用

あの印籠でおなじみの葵とのことです。


しかし・・・人気はいまひとつ・・・。

去年の平均観客数は・・・

2673人。

J2平均が6325人の半分以下


5年連続でワースト。


そこで、ワースト脱出請負人としてやってきたのは

元サッカー日本代表の小倉隆史氏。


まずは、水戸駅周辺で街頭インタビューを試みるも

知名度は低い。

そして、練習場へ

そこは河川敷

芝もまだらで

手入れもされていないデコボコなグランド。

入場者収入が少ない為

チームの財政は火の車。


ゴールを選手たちが運んでいました。

これは部活動で中学1年、高校1年の最下級生の時に

練習前、後にやらされていたこと

プロの選手がこんなことするのか・・・。


試しに小倉氏がグランダーでボールを蹴るも

あっというまにボールが跳ねて、イレギュラー。

小倉氏

「サッカーって、ほんのちょっとズレただけで

 ミスになっちゃいますよ。

 デコボコしたところは怪我の面も怖いですよね。」


そんな中、見慣れた顔が。

元日本代表の吉原宏太選手。


吉原選手

「最高の環境です。(笑)」


小倉氏

「大丈夫?

(グランドが)ボコボコなっとったから。」


吉原

「うまくなるんですよ。

 これくらいでやっているほうが。」


小倉氏

「プラス思考。逞しい。」


クライフなんかも

子供の頃にやったストリートサッカー

裸足でやったり

ちゃんとした球体じゃないボールでやったり

劣悪なグランドでやったり

そういう環境がよかった的なことを言っていましたが


プロでこの環境は・・・。


それにしても吉原選手の発言は

小倉氏の言うとおりポジティブシンキングで好きです。


練習後の汚れたユニフォームを洗うのも選手

お金がなくて、シーズン前のキャンプもいけなかったとか。


しかし、今年は市内に念願のホームスタジアム

「ケーズデンキスタジアム水戸」が完成。

今までは隣の市で試合をしていたようです。

クラブの計算ではワーストを脱出するには

1試合平均4000人。


水戸ホーリーホック常務 藤村氏

藤村氏には1万人というもっと大きな夢が。

小倉氏をそのスタジアムに案内

グランドから無人の観客席を見渡し

藤村氏

「ここをねー

 あおい(葵)水戸のユニフォームを着たファンで

 いっぱいにしたい。」


2010.2月

地元の30を超える団体が集まり


水戸ホーリーホック1万人プロジェクトが発足。


ターゲットは2ヶ月後のアビスパ福岡戦。


多くの地方都市が不況にあえぐ今

水戸も例外では無い様子。

街を活性化させる数少ない希望の一つとしても

チームへの期待度は大きいようです。


会議で、常磐大学 経営学の准教授より

アイデアが。

「選手の顔や、人柄、

 持っているものを伝えれば

 何かしら共感する人が出てくる

 選手のファンを増やしたい。」


この会議に出席していた小倉氏

過去の自分と重ねていた。

選手生活の最後を過ごした

ヴァンフォーレ甲府

クラブが(JFL)からJリーグ(J2)に昇格した当初

1試合平均1469人でワースト。

そこで、まずはチームを知ってもらおうと

地域の人たちとふれあう機会を増やす。

サッカー教室から歯磨きイベントまで。

多い時は年間140回を超えたそうです。

それに比例し、観客数は増えて1万人を超すように。


昔、甲府の劣悪の環境をテレビで見ました。

今回の水戸のような環境。


なにより、地元の人の支持を得られていない。

「サッカークラブなんていらない。」

「税金の無駄遣い」

など、厳しい声も。

なので、甲府がJ1に昇格した時は驚きましたが、

こういった地道な努力があったんですね。


そこで、小倉氏

水戸の選手たちと直接会って会議。


小倉氏

「いろいろなボランティアも含めて

 食事会だったり、顔を売っていく

 そう言った部分で協力していこう

 というのはいかがなものでしょう。」


選手たちは・・・


「とりあえずサッカーがしたかったんで

 サッカーが出来る環境なんで

 別に何にも感じてないです。」


「まー贅沢は言えない感じかなと思います。」


チームは平均年齢24歳

イベントよりも練習といった感じ・・・。


小倉氏

「もっと良くするべき

 この現状にあまんじていいはずは

 ないんですよね。

 この状況を『アカン』

 と思わないといけない

 このままでいいと思った瞬間

 アスリートは終りやからね。」


開幕10日前

選手たちは地元のバス会社へ

バス会社側と対談


片山真人選手

「バス停の時刻表の下に

 選手の名前、背番号、サイン入りの

 写真を掲載して欲しい」


選手みんなで考えたアイデア。


バス会社側


「他のバス会社も使っているので

 うちだけのスペースが少ない。」


でも、簡単には引き下がらない。


片山選手

「バスでスタジアムに

 たとえば3回行けば

 特典として選手のサイン入りの

 グッズがもらえるとか

 もらうためにバスに乗ろうと

 思ってもらえるような。」


これは好印象でした。

いやらしい話ですけど

企業の目的は利益を上げることですからね。

しょうがないことです。

でも、いいアイデアではないでしょうか。

バスを使えば渋滞も減る

バス会社も儲かる

選手のグッズももらえる

観客数も増える。


そして、このアイデアは・・・


採用!!


さらにバス会社側からも

選手の顔を覚えやすくできる提案まで


「たとえば降りる時に選手のシールを渡す

 シールを集めると何かもらえるとか。」など


選手の熱意が会社を動かした!!


3月6日 開幕戦

スタジアムに観客を運ぶバス

バスから降りる乗客に運転手が

完成したばかりの選手のシールを手渡しています。感動です。


シールを受け取った人たち

「うれしいです。

 選手の名前を覚えやすくなるので。」


「凄い、いいですね。

 今度もバスを使いたい。」

などの声。


開幕戦は7年振りの勝利。

観客数は・・・

藤村氏

「厳しいっすね。」


3581人。


この日行われた全ての開幕戦の中でワースト。


そこで、4月17日の試合は申し込めば

誰でも無料に。


ただでさえお金がないのに

1試合分の収入をチャラにする作戦に。


小倉氏

「無料招待!?

 ありゃこりゃまた、なんですか?」


藤村氏

「満員のスタジアムじゃないと

 味わえない興奮みたいのがあるじゃないですか

 1万人のお客さんがみんなで一斉に

 『水戸』って叫んだときの

 興奮というか

 かけがえのない体験だと思うんですよね。

 もう一回来たいという気持ちに繋がると思いますし。」



ここでJリーグ屈指の観客動員数を誇る

浦和と新潟

スタジアムを赤とオレンジに染め

大声援で応援する観客

そんな満員のスタジアムの映像が流れます。


「スタジアムで一緒になった人たちが

 大人も子供も一斉に声をあげる

 そこに生まれる一体感

 満員のスタジアムだけが持つ力に

 藤村さんはかけていた。」(ナレーションより)


しかし、無料とはいえど1万人も集まるのか?

プロジェクトの総力をあげたPR作戦


水戸ホーリーホック社長自ら

市内の小中学校にチラシを配布 その数2万枚


町内会のネットワークを生かし

1件1件にチラシを配布 その数9万枚

バス200台にもPRのチラシ


この番組の面白いのが収録日が4月17日

VTRはここまでで、スタジオの欽ちゃんたちへ

スタジオからこの日の

試合前のスタジアムへ中継


スタジアムには小倉氏

スタジアムの電光掲示板には欽ちゃんの姿が!!

スタジオから欽ちゃんが

「水戸のみんなこんにちは」

電光掲示板に映る欽ちゃんを見て

盛り上がるスタジアム


試合開始は16:00

14:30の時点で741人

観客数は後半に決まるようで

結果は番組の後半とか。


ニクイ演出するなーと思った矢先

ひっぱるねーと、ひとりごと

録画なので当然早送り。


再びスタジオの欽ちゃんたちと

スタジアムの小倉氏を中継

電光掲示板には欽ちゃんたちの姿が

試合結果は1-0で水戸の勝利!!

そして、観客動員数は・・・

電光掲示板に下一桁から











60


の表記・・・。


6069人でした。


残念。


小倉氏がスタジアムで藤村氏にインタビュー

「1万人いかなかったですね。」


藤村氏

「いかなかったですね。

 だいぶ足りなかったですね。」


そこで欽ちゃん

「いやいやありがたいからいこうよ

 こんなに来てくれてありがたいだろう。」


スタジアムからは大歓声が。


藤村氏

「はい。

 今日お越しの皆さん、ありがとうございます。」


欽ちゃん

「そうだよ。」


藤村氏

「はい。そっからですね。」


小倉氏

「ただ、今回のお客様は

 無料招待の6千人。

 これは大損をしてしまった感じに・・・。」


藤村氏

「今日の試合の収支はそうかもしんないですけど

 水戸のファンの人がスタジアムに大勢集まって

 『水戸』って応援したんで

 この気持ちが次に2倍3倍になって帰ってくるって

 信じてます。」


欽ちゃん

「そうそうそう。」


久しぶりにいい番組を見たなという気になりました。


ちなみにここまで5月5日の第11節までの

水戸のホームの観客数を調べてみると・・・

第1節  3,581

第4節  1,803

第7節  6,069

第9節  2,508

第11節 3,466


でした。


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