代表戦マッチレポート

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( 代表戦マッチレポートについて)

岡田監督
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2010-01-24

コンマ何秒のかけひき

週刊スピリッツに連載されている、
「ロストマン」という漫画の話ですが、
また一段とサッカーを観るのが楽しみになるような話がありました。


某国リーグの世界最高峰のクラブ「マンチェスターユニオン」
通称「マンU」。
今季は5冠を狙う絶対的な優勝候補。


格下相手をホームに迎えての初戦。
開始13分でGKがペナルティエリアで反則を犯して退場。 
しかもPKも成功で0-1。


5冠を狙うマンUにとって
開幕戦ホーム
格下相手に絶対に負けられない試合。


ここで面白いのが、
格下の相手チームが意表をついて
攻めてきました。
観客も驚きです。


普通なら優勝候補相手に
このような状況ならガチガチに守って
逃げ切りたいところ。
引き分けでもよしといったところではないでしょうか。


図1
01.jpg


マンUは3人のFWを崩さず攻撃の姿勢
図1のようなフォーメーションです。


おそらくスタート時は


4-3-3


と、思われます。


勝利以外求められていないのなら当然でしょう。


相手チームの監督は
マンUの唯一の弱点をさらすチャンスと攻めてきます。


その弱点とは図1の右のMFのシンプソン。


マンUの絶対的な司令塔・レジスタ・CMF的な選手。


彼はパスセンス・インターセプトの能力は超一流。
最大の武器は


“ルーズボールの場所にいること”


読んでいるのか、偶然なのか
とにかく彼のところにボールが来る
ボールのあるところに彼がいる。


これによって彼から展開された攻撃が
相手DFにカットされたり、クリアされても
そのボールの行き先に彼がいて
また、そこから攻撃が始まり
波状攻撃へ。


相手チームからすると彼がいるだけで
まさに負の連鎖で波状攻撃を受ける
そんな選手。


今回はそんなシンプソンの弱点ってなんだろうと
読んでいてワクワクでした。


図2
02.jpg


赤い丸がマンUで、下から上へ攻めている状態で
青い丸が相手チームだとして
相手チームは図2のような感じで
シンプソンのいる右サイドを攻めてきます。


ベンチを温めている主人公のマツモト
このチームには
絶対的な存在で、どこかクールなシンプソン
シンプソンと同じポジションの選手として入団。
それは、シンプソンと競わせ
シンプソンをもう一段上のレベルへ覚醒させるというチームの作略。
その為に入団していました。
本人はそれを察知した上で入団し
もちろん控えでいるつもりはありません。


そんなマツモト


当たりの激しい同国のリーグの中
ルーズボール奪取能力
インターセプト能力が高いけど
なぜかシンプソンが
接触プレーを避けていること


シンプソンの両脇には
守備能力の高いMFを両脇において
バランスをとっていることを
見抜いてました。


でも、それは11人いる時の話。


図3
03.jpg


シンプソンをカバーする為に図3のような状態に。
FWまで守備を強いられます。


時折、ガラ空きの左サイドへ展開されて、
ピンチを招くはめに。


さすがに観客までシンプソンの弱点に気づき


「接触プレーが怖いのか」などブーイング
「交代させろ」の声まで。


ここまで相手チームの監督の戦術眼に感服です。


しかし、マンUの監督は動きません。


マンUの監督にまで
「何か手を打て」などの声。


マンUの監督

「弱点の1つや2つ誰にでもあるだろう。
それを補って余りあるストロングポイントを
兼ね備えているからこそ
王者のチームで不動の司令塔を張れるというものだ。」



そんななかやっとシンプソンにボールが渡ります。
前線に残っているのはFW 1ただ1人
そのFW 1はシンプソンにボールが渡り走り出します。
そこにパスを出そうとします。


カウンターとなったけどFW 1ただ1人
相手チームの監督は恐れていません。


シンプソンの目論みは
まず、相手選手たちの意識を
残っていたそのFW 1に促し
彼らの体重をその方向に乗せ
動きをコンマ何秒か止めることだった。



出されたパスは・・・。


1人残っていたFW 1とは別の位置に走りこんでいた
別のFW 2へ
FW 2の方は見ることもなく
パスを出すであろう体の向きも、モーションも
1人残っていたFW 1の方へ。


そのパスは観客にはひどく凡庸なパスに見えた。
なんでそのパスに反応できない?



目だけではなく、モーションまで
完璧なノールックパス
そして、ゴールし1-1の同点へ。


図4
04.jpg


これはこんな感じなのかなという
想像図です。


実際に出されたパスがFW 2の方です。


これはあくまで漫画での話ですが・・・。
格下のチームの監督が
格上のチームに対してとる戦術


選手を絶対的に信頼している王者のチームの監督
その期待にこたえる選手


それからこのようなコンマ何秒のかけひき
サッカーを観る側の人間として
そんな“かけひき”にも注目して
これからも観戦しようと
また1つサッカーが好きになるような話でした。


シンプソンは左足で蹴っていたので、
右に蹴ろうとして
全く観ていない左サイドの選手へパスした
名波のプレーを思い出しました。


あとは、マラドーナ!!


「観てるところと、パスを出すところが全然違う!」


そう対戦相手から“クレーム”が来たと言う話も。


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